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熱消毒とは⁉

2022年01月14日

中央材料室や手術室で勤務をしているとよく耳にする言葉だと思います。
ただ、一般的にも浸透率や理解率の高い言葉となっています。
なぜ???
果実酒やジャムを作る時のソーダーガラス密閉ビンの消毒や哺乳瓶などの消毒にも使用されている消毒方法で、有効・安全かつ経済的な消毒法であって、例えば80℃10分間の処理により、芽胞を除くほとんどの栄養型細菌、結核菌、真菌、ウイルスを感染可能な水準以下に死滅または不活性化することができるからです。

では、消毒の定義とは、『消毒とは、生存する微生物の数を減らすために用いられる処置法で、必ずしも微生物をすべて殺滅したり除去するものではない』(日本の薬局方では)となっています。
そして、消毒方法の種類は?となると!!
1. 煮沸消毒法:
  沸騰水中に沈め、15分間以上煮沸する方法。
2. 熱水消毒法:
  80℃・10分間の処理で芽胞以外の一般細菌を感染可能な水準以下にする方法。
3. 蒸気消毒法:
  100℃の流通水蒸気中で、30~60分間放置する方法。
4. 間歇消毒法:
  80~100℃の熱水又は流通水蒸気中で1日1回、30~60分間ずつ3~6回加熱を繰り返す方法。
5. 紫外線殺菌法:
  通例、254nm付近の波長を持つ紫外線を照射する方法(表面のみの殺菌)。

病院でも様々な消毒法が活用されている事が分かりますが、中央材料室での熱消毒にポイントをあて処理条件を見てみます。
 対処物                     処 理 条 件
器具類一般           80℃10分間の熱水
鋼製小物            93℃10分間の熱水(ウォッシャーディスインフェクターなど)
ベットパン           90℃1分間の蒸気(フラッシャーディスインフェクターなど)
リネン             80℃10分間の熱水(熱水洗濯機)
食器              80℃10秒間(食器洗浄器)・場合により10分間
この様に洗浄物によって熱水消毒時間が違います。言い換えると洗浄物にって熱水温度と熱水を当てる時間を把握する必要があると言う事です。
ただ、把握すると言っても「洗浄装置内部に設定されている温度センサーだけを確認して置いたら問題なし」では、ありません。
『医療現場における:滅菌保証のガイドライン2021の洗浄の管理・付属書 4B 温度測定位置にも記載がありますが、熱水消毒工程の適合性を実証するため、較正済み温度センサまたはデータロガーを使用し、洗浄ラック、洗浄物の温度測定を実施する。測定個所は予めメーカーと協議しその合理性について文章化する事』となっています。
この事を踏まえても熱消毒を装置接続温度計とは、別のアクションを用いて確認する必要があるぐらい重要なファクターである事は間違いないとも言えます。
ただ、このファクター管理をどうするか考えうると難しさが出てくると思います。「もっと簡単に」「手軽に」と!!
そこで、川端がアップしています『洗浄アドバイザー第3弾』を読んで見て下さい。いいヒントが隠されていると思います。

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